
太ももをすらっと見せたい、太もも痩せをしたい、と思う女性は多いのでは?ワイドパンツなどの流行によって、体形隠しのファッションには事欠きませんが、できれば実際に綺麗なボディラインを手にいれたいところです。太もも痩せに効果的なトレーニングやヒップアップができる方法を紹介していきます。一緒に太もも痩せ、ヒップアップを目指しましょう!関連…太ももやせはリフィート|太ももを細くして美脚になる。
太もも痩せのゴールとは?
そもそも、私たちの目指している太もも痩せというのは、どのようなものなのでしょうか。骨格などによって、太ももが細く見えるというのは、あります。ただ骨格から変えることは、ほとんど不可能なので、意識的に太ももに働きかけることで、太もも痩せにチャレンジしましょう。
太もも痩せのゴールはどこでしょうか。見た目が細く見えること?それとも、体重もできれば減らしたいのでしょうか?あるいは、身体全体のメリハリを持たせたいのでしょうか?ゴールを見定めると、方法を選びやすくなります。
太ももが痩せると体重は減る?増える?
太もも痩せに関しては、相反することがいわれています。太ももを細くさせようとすると、体重が減るといわれていたり、体重が増えるといいわれていたりするのです。一体どっち?と思ってしまいます。ただそれは、太ももが太くなっている原因によるのではないかな、と個人的には思います。
もしも、むくみや冷えなどで、水分代謝や血行が悪くて太ももが太く見えている場合には、マッサージや塩分を控えるなどの方法で、体重が減る可能性もあるのではないでしょうか。特に女性の場合には、ホルモンバランスによって、水分を身体の中にため込みがちになる時期もあるので、一時的に太ももが太いな、と感じることもあるでしょう。
その場合、水分が適切に代謝されると、体重も減り、太ももも痩せてきます。一方で、筋肉不足で下半身にメリハリがなく、太ももが太く見えている場合には、筋肉をつけてメリハリを持たせることで、太もも痩せを可能にします。
その場合、筋肉の方が脂肪よりも重いため、見た目はすっきりしたとしても、体重は大して減らないかもしれませんね。かえって増えた、という話もききます。ただ、個人的には、どちらの要素も無視できないな、と思います。理想的なのは、むくみをなくした後で、ヒップアップに効果的なエクササイズをすることではないでしょうか?
まずは、むくみ対策をしよう
太ももを細くしたいなら、まずは太ももの状態をチェックしましょう。太ももの表面を押したときに、後が残るようならむくみが強い状態です。あまりにむくみが強い状態の場合には、負荷の強いエクササイズをすることで、かえって足が太くなってしまうかもしれません。
まずはむくみをとることに専念しましょう。特に、ツボ押しやリンパマッサージなどが効果的です。むくみに効果のあるツボは、湧泉(ユウセン)と血海(ケッカイ)です。足の疲れをとるといわれているツボ、湧泉(足の指を曲げると出来る、中央のくぼみ)や、血がたくさんたまっているといわれているツボ、血海(ひざのお皿の内側から指三本分上のところ)を親指で5秒ほど押します。
これを3分ほどの間、繰りかえします。また、リンパマッサージは、太もものつけ根にリンパを流すように行うと効果的です。例えば、足を伸ばして座り、ひざの上からもものつけね(鼠径部)に向けて、手のひらで押し上げるようにマッサージします。
ももの前後左右で、それぞれ10回ずつくらい行うと血行がよくなってくるでしょう。太ももが温かく、そして柔らかくなります。湯船の中や湯上りなどの身体が温かくなっているときが効果的です。また、口にする水分が足りなかったり、逆に取りすぎていたりすると、むくみの原因にもなります。
塩分の多い食事や間食などを合わせて気をつけてみることで、むくみが解消されるでしょう。甘い飲み物や食べ物にも塩分は含まれているので、減らしてみることで効果を実感できますよ。
つぎに、骨盤もみておこう!
骨盤の歪みがあることで、内ももがたるんでしまったり、ももが外に張り出してしまったりします。骨盤を整えることも、太もも痩せのポイントです。もしも内側がたるんでいて、外側が張っているという場合には、大転子の歪みが原因となっている場合があるようです。
大転子は、お尻の下の方にある横に出っ張った骨です。股関節に手をあてて、そこからお尻の方へとなぞっていくと、探すことができます。この骨の位置が左右で違っていると、太ももが太く見えたり、お尻が大きく見えてくるのです。
足を組んだり、横座りをする癖があったり、片足や足の外側に重心をかけながら立つ癖があったりすると、大転子が歪みやすくなります。大転子の歪みは、開脚ストレッチや、日常生活での正しい姿勢で改善されます。床で足を開き、ゆっくりを上半身を倒していく開脚ストレッチは、大転子周辺を柔らかくし、正しい位置に戻してくれるでしょう。
また、日常生活ではなるべく、両方の足に重心が分散されるような立ち方を心がけると、周辺の筋肉が目覚め姿勢を維持しようとするため、自然と大転子が正しい位置に戻ってきます。座るときには、骨盤を立てて座り、腹筋を意識するとよいです。
立つときも、座るときも、一本の糸で天井から引っ張られているかのように意識しましょう。日常生活で姿勢を意識するのは、難しいところもありますが、気になったときに意識する癖をつけるだけで、少しずつ太もも周辺が変わってきますよ。
そして、トレーニング!
太もも痩せのトレーニングは、もも全体のメリハリをつけるために必要になります。骨盤内転筋、つまり内腿を鍛えて、ハムストリング、腿の後ろ側を鍛えることができれば、メリハリのある太ももになります。さらに、内転筋とハムストリングを鍛えることで、ヒップアップの効果も期待できるのです。
また、太ももは身体の中でも大きな筋肉になります。
その筋肉を刺激することで、身体全体の代謝もあがってくるので、身体全体のダイエットにもおすすめなのです。では、おすすめのトレーニング方法をご紹介します。内転筋を鍛えるなら、内ももにボールをはさむトレーニングを行いましょう。
立ったまま内ももにボールをはさみ、3秒力をいれます。それを20回、2セット行うことでも内転筋が刺激され、鍛えられます。ハムストリングを鍛えるには、スクワットが効果的です。ただこのときに、ももの前側を鍛えすぎてしまうと、太ももの筋肉バランスが悪くなってしまいます。
そうならないためには、ももの角度が直角になるくらいまでしゃがみ、お尻と付きだすように意識してスクワットをしましょう。きつく感じる負荷で15回。これを3セットほど行いましょう。1~2分ほどのインターバルを入れてから、1セットずつ行ってください。
ひざがあまり前後しないように行うと、ハムストリングにききますよ。効果的なトレーニングをして、太もも痩せとヒップアップをしましょう。ただし、トレーニングのし過ぎは疲れがたまってしまいます。そうなることで、むくみを引き起こしてしまう可能性もあるので、自分の身体と相談して、適度に休みを入れながら行いましょうね。